新型ポメラ大予想! 4ケタポメラの可能性を考える

新型ポメラ予想

大胆予想! 新型ポメラは「4ケタポメラ」に!?

2021年の冬に登場するであろう新型ポメラについて、ここまではインタビューや、歴代ポメラが目指してきたものから堅実な予想を立ててきました。ここからは公式からは全く言及の無い大胆な予想をしていこうと思います。

ポメラ発売当初から使っている方や興味を持っている方はご存じの通り、ポメラのナンバリングはわかりやすくできています。簡単にまとめてみました(コラボ機や限定版は除いています)

2ケタポメラ(折りたたみ)
DM10(2008年)→ DM20(2009年)→ DM25(2013年)→ DM30(2018)
3ケタポメラ(ストレート)
DM100(2011年)→DM200(2016年)
1ケタポメラ(廉価版)
DM5(2010年)

新型ポメラは2ケタでも3ケタでもなく、新たに「4ケタポメラ」すなわち「DM1000」が出てくる可能性があると踏んでいます。その背景には、ポメラがある種「時代遅れ」になっていることを指摘しなければいけません。それは、初代ポメラDM10の時代には存在しなかった「スマホ」の高性能化と大きく関わっています。

ポメラのウリの一つ「どこでも書ける」「すぐ書ける」は(残念ながら)既にスマホに取って変わられています。スマホはポケットの中に入れることができるサイズで(※ポメラは「ポケット・メモ・ライター」の略です)、常に起動した状態を維持しているので、素早くテキストを打ち込むことができます。「スマホに負けないポメラ」どう実現すればいいでしょう?

①立って使える端末に
真の「ポケット・メモ・ライター」として小型化を進めます。例えば「ゲームボーイ」大の端末(世代によっては伝わらない)なら立って使えますし、場所も選ばない。もちろん、画面のサイズやボタンの小型化には目をつぶらないといけませんが。

②入力方式を変える
端末を小さくすると、ボタンは減らす必要があります。新型ポメラは思い切ってボタンの少ない入力方式を取り入れる。それが、今やスマホでおなじみになったフリック入力です。フリック入力は慣れが必要ですが、ローマ字入力よりも少ない手順で入力ができます。大学生の中にはキーボードは使わずにスマホでレポートや、何なら論文まで仕上げる人もいるとか。実際ポメラユーザーも、ポメラが使えない環境、例えば電車で立っているときはスマホのフリック入力で書き進めるという人も少なくないと思います。

小型のフリック端末を考えたときに、「物理フリック」が面白いのではと考えました。「物理フリック」は2016年にGoogleがエイプリルフール企画で動画を出しています。

2016年のエリプリルフールの企画でしたが、入力機構は実際に使えてイベント等で体験できたそうです

物理フリック入力、当時はネタだったかもしれませんが案外そうともいえなくなっています。

2017年にはこういうものもできています

フリック入力を行う端末のメリットは、一文字を入力するために必要なキー数が少ないことです。筐体の小型化を考えたときも省スペース(基本キー4マス×3列と周りのファンクションキー4マス×2列で済む)で済むことが挙げられます。

かなり大胆な予想になりました。こうした奇抜な「4ケタポメラ」の場合は、約3か月で6000万を集めた「フリーノ」のようにクラウドファンディングの仕組みを使って、マーケットの反応を見ながらリリースになるかもしれません。

どんな製品がくるのか、楽しみですね!
次ページでは、新型ポメラの「価格」を予想します!

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