新型ポメラ大予想! 4ケタポメラの可能性を考える

新型ポメラ予想

新型ポメラの機能を予想~過去のインタビューから~

次に、新型ポメラの機能・性能を予想していきましょう。これに関しては過去のインタビューを振り返りつつ、確実に実現するであろうところから予想していきます。

【①PC並のATOKを搭載】
DM200がPCと同等のATOKを搭載していますが、新型ポメラもこれは変わらないでしょう。DM200で変換精度が上がったことは評価されていて、ハイエンド機であればそれを落とす理由がないからです。まずはこれは大前提となります。

【②Wi-Fiの常時接続】
新型ポメラについては「接続に時間がかかる」という声が寄せられていることを開発陣が明かしています。開発陣はインタビューの中でその問題を解消したいという姿勢を明らかにしていることからクリアしてくると思われます。

普段は電池の関係などもあってWi-Fiはオフになっていますが、オンにすると立ち上がりに時間がかかるため、毎回立ち上げて接続するのが面倒というご意見をいただいています。今度はそこも解消していければと思っています。

ものかきが育てた文房具。 デジタルメモ「ポメラ」
「ものかき未満」 公開日:2020年7月1日

【③20時間以上の駆動時間】
また別のインタビューでは電池もちに関する言及があります。(歴代の)ポメラは20時間以上の電池もちが目標であったが、DM200は18時間どまりで、妥協があり、悔いを残しているように読み取れます。新型ポメラは20時間以上を目指したいと考えていると感じます。

「20時間、あるいはそれに準じたバッテリ駆動時間を達成できなければ、ポメラとはいえない」(木次谷リーダー)というのは、開発チームに共通した認識であった。

【特別企画】キングジム「ポメラ DM200」の進化の秘密に迫る~ATOKありきで開発~
PC Watch編集部 公開日:2017年1月24日


インタビューで言及されている「課題」等から新型ポメラの性能は以下の条件をクリアしてくると予想します。
①PC並の変換精度のATOK ②Wi-Fiの常時接続 ③電池もち20時間程度 ④起動時間3秒程度 ⑤軽量端末

みんなの予想

要望の多い機能についても言及しておきましょう。可能性が高いものに★を多くつけています。

1ファイルあたりの文字数を増やす……★★★
多くのユーザーさんからよく聞くこの意見。おそらくキングジム公式にも届いていることでしょう。また、ポメラの歴史は文字数増量の歴史でもあるので、可能性を高めにつけてみました。10万字から15万字くらいは増えているでしょうか?

SDカードが飛び出さない……★★★
DM200になってからSDカードの頭が飛びだすように。部品配置の関係かわかりませんが、SDカードが外れていることもあったので、新型ではなくなっていることを切に願います。

USB Type-Cに対応……★★★
近年、USB Type-C対応の端末が増えました。新型ポメラも対応している可能性があると思います。キングジムのデジタルメモ「フリーノ」(2020年)開発時にも、要望が多く寄せられて変更になった経緯もあります。

充電時ライト……★★
充電が終わると消灯して知らせてくれるといいですよね。今の仕様でも困りはしないですが、あると助かるもの。期待を込めて★2つ。

予測変換の追加……★★
DM200でも載せることが可能だったものの「ユーザーは嫌がるのではないか」と外された予測変換。スマホを意識して載る可能性が高いと見ています。ただし「自分の考えていることが先読みされているよう」「結局アホ予測しかしない」と嫌う人もいるので、実装されたとしてもオンオフできる仕様になっているはず。

スクロールバーの実装……★
歴代ポメラに「無い無い」といわれつつ、実装されてこなかったスクロールバー。どうして辞書にはついているのに、編集中テキストには付かないのでしょう? ここまできたら期待していません。

小説投稿サイトとの連携……★
小説投稿サイトの「エブリスタ」はこれまで副賞にポメラを採用しています。何かしらの連携機能(「アップロード」用のアドレスを付与するとか)がつくといったこともあるかもしれません。

独自クラウド連携……★
200MB(DM200の本体容量のおよそ倍)でいいのでクラウド連携してくれるといいですね。ちなみに「米国版ポメラ」と称される「トラベラー」では搭載されました(たしか容量無制限)。文具屋さんなのでクラウドまでは厳しいと思いますが……。

(次ページはDM1000こと「4ケタポメラ」の可能性を探ります!)

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