DM200の改善してほしいところ(その3)

ポメラDM200

3回目になるこのシリーズ。
1つ目はスクロールバー、2つ目はSDカードの飛び出しでした。3つ目の改善してほしいところはこちらです。

単語登録に検索機能を追加してほしい

 いくらポメラDM200が優秀な変換エンジンを積んでいるとしても、変換なり文字入力での不満は出てきます。例えば新語や流行語などトレンドワードや、ヒットしている漫画やアニメ、ビジネス用語は、既存の変換エンジンに搭載されていません。例えば2020年は「鬼滅の刃」を出そうとすると「毀滅」が出てくるので、毀滅の毀を消して鬼にしていた人も多いと思います。ライターさんであれば一般的ではない苗字や商品名、固有施設名。小説を書く人であれば、人名や地名などの造語は頻出ワードとなります。

 そうしたワードを楽に変換できる機能として「単語登録」があります。これは自動学習と手動の2種類があり、特に手動は優先順位1位の変換候補となるためとても便利に使えます。ポメラでテキスト作成する人ほど充実しているはずです。ある意味、その人のテキストを支える「秘伝のタレ」のようなものです。

「鬼滅の刃」「緊急事態宣言」は使う機会が多かったので登録した。ところで筋肉食って何……?


秘伝のタレが継ぎ足しを繰り返して受け継がれるように、単語登録も登録して終わり、ではなく適宜入れ替えや登録・削除も必要になります。そうやって単語登録を手入れすることで「今」一番使いたい語彙が即座に出せる環境を整えることが大事です。その時に検索機能がないととても不便なのです。


 例えば、緊急事態宣言もいずれは不要の語になります(早くそうなればという願いをこめて書きます)。不要な語として削除したくても、文字列検索できないので、五十音の「あ」から探さないといけなくなっています(Alt+▼▲である程度まではスピードアップできるのですが)。これが案外面倒です。ファイル検索と同じようにF3で検索できるようにできればと心から願う次第です。これも割りとポメラユーザーにとっては生命線なところがあるので、よろしくお願いします。

ポメラDM200

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