【お困り】ポメラDM250は「すべてを置換」でフリーズする(検証編)

お困りごと,ポメラDM250

前回の続きです

ポメラDM250の「置換」でポメラがフリーズするという情報を複数いただいたので、まとめております。
【お困り】ポメラDM250は「すべてを置換」でフリーズする(情報まとめ編)
今回は、当アカウントによる「検証編」です。

当アカウントでもフリーズを確認

当アカウントもDM250を使って、フリーズ状態が再現できるか検証してみました。結果、かなり狙ってフリーズさせることができるようになりました。結論は以下の通り。

「①文字数が5000字以上で、②カーソル位置が置換する文字の前にあり、かつ③文中に1つだけ置換する語がある場合に④『すべて置換』をするとフリーズする可能性が高い」

各条件はこちらにまとめました。細かな例外は右端のボタンを押すとみることができます。

3000~4000字だと同条件でもフリーズしたりしなかったりしますが、5000文字だと上記の条件でフリーズします。4000文字と5000文字の間に「必ずフリーズする文字数」の境目がありそうです。

カーソル位置が置換する文字列の直前「|●●●」この状態だとフリーズがほぼ発生します。
他の文字列を挟む「|×××××●●●」この場合、文字数が4000字だとフリーズしないこともありました。5000字ではフリーズします。

文中に置換する語が1つだけの場合、かなりの確率でフリーズしました。文字数が3000の場合は1つだけある場合はフリーズするパターンとフリーズしないパターンの両方を確認しました。
文字数が4000+カーソル位置が直前にある状態でも、文中に複数置換する単語がある場合はフリーズすることが少なかったです。

※個数によっても印象が違いました
1つ→フリーズ率はほぼ100%
2つ→フリーズ率は下がるが、かなり高い
3つ→フリーズ率は下がる

情報をいただいた「置換する語が10ほどあったときにフリーズした」例は、文字数が9万字だったことを考えると、「文字数が多いと複数置換する語があってもフリーズしやすくなる」関係にあるのかもしれません。

上記の条件を満たした場合に「すべて置換」を選択した時点で必ずフリーズします。「置換して次に」ではフリーズは確認できませんでした。

フリーズしやすい条件に勾配がある?

検証をみる限りだと、フリーズしやすい条件とそうでない条件に勾配(差)があるようです。

④「すべて置換」は大前提としてよけておいて
(フリーズしやすい)←→(フリーズしにくい)
①文字数>>>②カーソル位置>③置換する語の数

こんな感じでしょうか。とにかく文字数が多ければ多いほどフリーズはしやすい印象があります。

フリーズの回避の対策は?

フリーズを避ける方法は「すべて置換」をしない。これに尽きます。
また、文章作成においても「すべて置換」は便利ではありますが、たまに事故(意図しない置換)が発生することがあるので、一つ一つ確認して置換するのが安全です。置換したい語の数が多くなると一つ一つ確認しながら置換するのは大変ですが、フリーズを避けるという意味でもぜひ「置換して次に」を選ぶようにしましょう。

ほかにもおかしな挙動を確認

実は、この検証中におかしな挙動が起きることを確認しました。これは100%再現できる状態だと確信が持てたら記事にしようと思います。

それから、余談ですがポメラDM250のフリーズは初めて体験しましたが、本当に嫌なものですね。ただ、復帰後の挙動でわかったことがあるので、これも紹介しようと思います。