ポメラDM250はQRコードも強化されている

ポメラDM250

ポメラDM250の取説を読んでいます

7月29日の発売日を前に、ポメラDM250の取説を読んでいます。リンクも貼っておきますね。

▼こちらです
https://www.kingjim.co.jp/resource-files/download/manual/pomera/pomera_dm250.pdf

ポメラDM200から引き継いだ部分と強化された部分があるので、強化された、あるいは変更点について見つけていきたいと思います。皆さんもぜひ「ここは興味深い!」という点があったら教えてください。(データベース的なものがあってもいいなあと思っています)

ポメラDM200は「データ移動に難有り」といわれてきた

ポメラDM200ではデータ移動に5つの選択肢があります。図で示します。

それぞれにメリットデメリットがあるのですが、私がかねてからオススメしているのはQRコードによるデータ移動です。いくつかその理由を挙げておきます。

●スマホ一つあればいい
SDカードやUSBケーブルを使った接続との比較です。どちらもSDカードリーダー(スロット)やUSBケーブルがなければ使えません。出先で急にポメラのデータが必要になったときに必ず持っているという保証はどこにもありません。その点、QRコードはスマホがあれば使えます。

●充電が少なくても使える
これはポメラSyncや「アップロード」との比較です。いずれも充電残量が30パーセントを切っていると「先に充電してください」というメッセージが出て使えません。充電がすぐにできなかったり、そもそも充電できる環境でなければ詰みます。QRコードはこうした条件はありません。

●Wi-Fi不要
これもポメラSyncや「アップロード」との比較です。この機能はいずれもWi-Fiが飛んでいる、しかもその設定が終わっていることが前提となります。出先で急にポメラデータが必要になったとき、そもそもWi-Fiが飛んでいるか、開放されているのかはわかりません。この点QRコードは場所を選びません。

ポメラDM200ではQRコードに限界があった

上記のとおり、他の手段と比較してもメリットが多くあるQRコードなのですが、いくつか「限界」がありました。一つは文字数。

ポメラDM200の1ファイルあたりの最大文字数は10万6666文字(公称は10万になっている)ですが、一度に移動できる文字数は、(文字コードをShift_JISにしても)8万9199文字が最大でした。これはQRコードを生成できる枚数が最大99枚だったからです。(これは勝手な予想ですが、ポメラDM200は発売当初、1ファイルあたりの最大文字数が5万字だったことから、5万字は送れるようにしたのかな……?とも思う)

もう一つがQRコードリーダーの「限界」。公式アプリはiPhoneのみ対応で、アンドロイドユーザーは、手作業で結合させないといけなかったのです。短いものはとにかく長文となるとQRコードの枚数が増え、実用的とは言いがたいものでした。

ポメラDM250では999枚のQRコードを生成、1枚あたりの文字数も増えた

ポメラDM250ではこれらの「限界」を超えてきました。
●999枚QRコードを生成できる
 99枚から999枚。飛躍的に増えましたね!

「大」サイズで読み込める文字数が約1110字まで増えた(※Shift_JISの場合)
 ポメラDM200のときは約900文字でしたが、約1110字まで増えました。これにより理論上は最大109万8900文字文字を移せる計算ですが、ポメラDM250の1ファイルあたりの最大文字数が20万なので、「最大20万字をQRコードで送信できる」ことになります。

●公式アプリがアンドロイド対応
もちろんこの点も見過ごせません。ポメラDM200の紹介で「iPhoneの人は試してみてね」というのは心苦しかったので嬉しいことです。これはDM250ユーザーだけでなく、DM200、DM30ユーザーにも恩恵があります。

QRコード使おうぜ!?

時と場所を選ばずデータをスマホに送れるQRコードがDM250の発売に合わせて大きく強化されました。これを使わない手はないですよ。とりあえず、ポメラLinkのアプリを入れてみてください!(ポメラQRを入れていた人はアプデしてください)強くオススメします
https://www.kingjim.co.jp/pomera/dm250/pomera-link/

ポメラDM250

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