ポメラDM250の記事を効率よく読みたい!
DM250の記事ラッシュ!
暇さえあればポメラDM250の記事とツイートを読んでニマニマしているわけですが、やっぱり効率よく読みたいですよね。自分用に掲載日順に並べています。なお、スペックに終始している記事はキリがないので、記者さんのコメントがあるものを選んでいきます(「雑感」としてコメントを添えました)。ではどうぞ!
7月12日(発表当日)
●ポメラ DM250ハンズオン。ユーザーの要求に真摯に応えた決定版(テクノエッジ)
https://www.techno-edge.net/article/2022/07/12/83.html
早さといい、 クオリティといいすばらしい記事。SDカードの飛び出しについて言及しているのも現時点(7月16日10時)でここだけではないかな(ただし改造勢については触れる必要がないと思う)。DM200からの変更点をコンパクトに紹介。オートバックアップとゴミ箱の項は踏み込んだ解説がありがたい。
7月13日
●キングジム「ポメラ」新モデルはUSB Type-Cに対応、連続使用24時間を実現~「DM250」7月29日発売
(INTERNET Watch)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1424446.html
記者の大河原克行さん、別の記事でポメラユーザーだと明かされていましたね!特筆すべきは後半の清水さんのコメント! ポメラDM200、「人気製品」だったんだ……しみじみ。DM250とDM200の2枚看板で、共存できたらいいと思うから、終了してほしくなかったな。
「人気製品であるDM200を継続的に販売することに力を注いできたが、新たな時代に合わせたインターフェースの仕様の変更などによって使いやすい製品を目指した」
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1424446.html
● 新型ポメラ「DM250」、見た目やサイズは「DM200」に似ていても中身はほぼ新規設計(MONOist)
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2207/13/news048.html
開発陣の氏名つきで開発の裏側に言及のある良記事。当日の写真も豊富。八木さんのお名前が出てくる記事は現時点(同上)でこれだけかもしれない。半導体不足や上海のロックダウンで開発スケジュールに影響が出たことを知れた。これは公式ウォッチャーとしてありがたい情報。
● キングジムのデジタルメモ「DM250」はどこが進化したのか(ITmedia)
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2207/13/news120.html
開発者コメントが丁寧に紹介されている。白ポメラについて気になる言及が。以下引用。
「限定の250台はすぐ売れてしまうのでは?」と係員に尋ねたところ、「久しぶりのポメラなので、正直どれだけの反響があるのか読めないんですよ。ご要望をいただければ追加販売も検討します」とのことだったので、ここはぜひ店頭販売を含めて今後の対応に期待したいところだ。
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2207/13/news120_3.html
こういうのもあるので、白ポメラが諦められない人はお願いしてみてもいいかも。限定250台と銘打ってしまっている以上、同じ白ポメラは難しいかもしれないけれど「オフホワイト」とか「アイボリー」とかそういう色で出てこないかな?
●「うっかり上書き」を救出、アウトプットも進化した「ポメラ」はメモツールとしても復活なるか?(マイナビ)
https://news.mynavi.jp/article/20220713-2398115/
新機能「シナリオ」や「ゴミ箱」の操作画面の写真があるのが素晴らしい。立石さんの言葉「「文章を書くことに特化することをぶれずに続けてきたおかげで、発売から12年を超えるロングセラーになれた」も紹介されていて嬉しい限り(どうして14年ではなく12年なのかはわからない)。
● キングジム、4年ぶりの新モデル–デジタルメモ「ポメラ」DM250発売へ(CNET Japan)
https://japan.cnet.com/article/35190339/
7月14日
● 開発者は「親指シフト」愛好ユーザー:「ポメラ」新モデルDM250発表会レポート(アスキー)
https://ascii.jp/elem/000/004/097/4097924/
冒頭に「今回で第5世代となる、6年ぶりの新製品だ」と出てくる。ポメラDM250は「第5世代」。どのように世代を分けているのかは考えてみたい。
● いつでもどこでもすぐメモれる。キングジムがデジタルなメモ帳「ポメラ」の最新版を発表(ギズモード)
https://www.gizmodo.jp/2022/07/pomera-dm250.html
写真が素敵です。駅やカフェなどでポメラを使っている様子を撮影したのは、ポメラユーザーを記者さんが想定できているからだと思いました。締めくくりにかけてのテキストも爽やかです。
7月15日
(記事が見つけられませんでした)
7月16日
● 山田祥平のRe:config.sys
ポメラが世に問うポメラのミライ(PC Watch)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/1425500.html
ポメラの意義がわからなかった筆者が、できるだけ頑張ってポメラユーザーに寄り添って書いたことが見て取れる記事。ポメラユーザーの指向を推測するところから入り、デジカメの例を使って非ポメラユーザーに単機能の良さを説いています(丁寧な解説で「あちらとこちら」をつなごうとされていることを嬉しく思います)。上記の理由からポメラユーザーが読むよりも、非ポメラユーザーにポメラを紹介する際に使うといいかもしれません。
最終段落が秀逸。来年のポメラ15周年に触れた記事は初めてだと思います。できればその発表の現場にいたのだから、キングジムが匂わせをしていたのかどうか伝えてほしいところ。
● 【ポメラ】先代から6年ぶりに登場した正常進化モデル。DM250は“令和のデジタル原稿用紙”である!
https://creators.yahoo.co.jp/tategamitatsuhiko/0100270647
以前、ツイッターでお話させていただいたこともある舘神龍彦(たてがみたつひこ)さんの記事。現物を確かめた記事ではないことだけ注意したい。
ポメラの開発エピソードに触れつつ、ポメラを紹介する流れはさすが。しかしタイトルになっている「デジタル原稿用紙」の段は私にはよくわかりませんでした。「職業的に文章を書く人のためのツール」とは何か。例えば、法律用語でいう「業として」は「反復・継続」という要件が求められるのですがそういうことでしょうか。今後「ポメラとは何か」を考える上で材料になりそうな視点だと思います。
7月17日
● 24時間駆動、校正支援、物書きにうれしい機能がてんこ盛り!進化したキングジムのポメラ「DM250」(DIME)
https://dime.jp/genre/1425267/
納得できるところと、ちょっとヒヤッと感じたところと両方。少し長いが引用します。
▼とても納得した部分
物書きは「集中力の競技」でもある。(中略)これは紛れもなく肉体労働だ。故に集中力を阻害する要素はそこにあってはならない。
https://dime.jp/genre/1425267/
メディアライターは(中略)(仕上げに)PCを使わなければならない。しかし、肝心なのはやはり「本文の執筆」だ。そこはポメラを使ってガッツリ書き上げ、そのデータをあとでPCに移せばいい。こういう具合の使い方をしている人が、今現在のポメラシリーズを支えていると言っても過言ではないだろう。
物書きは肉体労働! そう。物を書くことの身体性について言及したツイートか、感想かを昔読んで、腹オチ
▼ヒヤッと(もやっと)部分
ウクライナでの戦争が原因の物価高、円安なども考慮すると、『DM250』の今後の価格改定即ち値上げという可能性も考えられる。(中略)
https://dime.jp/genre/1425267/
製品を作って売るメーカーは軒並み「販売価格を下げられない」という悩みに陥っているのは事実だ。『DM250』の一般販売価格は6万280円。発売日は7月29日とあるが、もしかしたら6万280円で入手できる期間はそう長くないのでは…と筆者は邪推してしまう。
この一連の流れは「もしや、買い煽り……?」と思わずにはいられない。
いや、現場の第一線にいらっしゃる記者さんの推測なのである程度の根拠があっておっしゃっていることなのだとは思うのですが。価格改定って相当なことでしょう? 食品のようにしのぎを削って1円でも安く提供することを目指している業界での話ですし。
これまでのポメラの価格推移を見ていると販売終了した機種が市場で値上がりすることはあっても、6万280円というなかなかのお値段からさらに値上げとなると「そんなことが……戦争が絡むからそういうこともあるのか?」という印象です。
7月20日
●キングジム「ポメラ」に6年ぶり新モデル 限定モデルは売り切れ(日経クロストレンド)
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/01920/?n_cid=nbpnxr_twed_cms
商品の紹介とポメラのマーケティングの両方に言及した記事。特筆すべきは売り上げの変動およびターゲットについての立石さんの言及がある。冷静な筆致に好感。以下引用。
(コロナでリモートワークが増えた影響を聞かれて)
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/01920/?n_cid=nbpnxr_twed_cms
「新型コロナ禍の前から、売り上げは下がることなくほぼ一定を保っている。仕事で使っている人もいるが、ユーザーの多くが個人の創作や趣味で使っている方たちだからでは」(立石氏)と推測する。
以下がターゲットと今後の課題。ポメラの裾野をどう広げるかはポメラ誕生以来の課題のように思える。
(ポメラを発売すると)
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/01920/?n_cid=nbpnxr_twed_cms
「2タイプのユーザーからの反響が多かった。1つはガジェット好きで、もう1つは小説、記事、論文などテキストをしっかり打ちたい人たち。このジャンルはものすごく大きな市場があるわけではなく、今のところ、そうしたコアなユーザー層の声を聞いて(ポメラを)進化させていくべきと考えている」(立石氏)という。
(中略)
今後課題になりそうなのは新規ユーザーの獲得だ。「ポメラをまだ使っていない方たち、特に若い層にどうやって訴求していくのかが課題」と立石氏。
最後の段落を読むには登録が必要だが、読めたのはタイトルになっていた内容で、新規情報ではないので登録しなくてOK。登録が面倒だった分、がっかりした。
7月21日
● 新型ポメラはなぜ先代モデルとぱっと見同じデザインなのか(MONOist)
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2207/21/news034.html
「DM200とDM250はなぜ見た目が同じなのか」素晴らしい着眼点! 時間の都合もあったのだろうけれども、そこは記者の推論ではなく、開発陣のコメントをぜひ取ってほしかった。(「別途取材ができないか」とあるのでそこに期待!)
※記事の途中で会員登録を求められたが、表題の問いに対して実質ゼロ回答なので少し落胆。通常なら「いい記事だった」だが、登録を挟むと「後半にはよほどいい情報があるのだろう」と思ってしまう。とはいえ、これまでも良記事を出しているMONOistさんなのできっと良い続報があることでしょう!