ポメラ初代開発者が出演したテレビ番組がとてもよかった
キングジムが紹介された番組が最高でした。
番組名は「ホリケンのみんなともだち」。放送日は8月23日、30日の2回です。お笑いタレントのホリケンさんと、トンツカタンの森本さんがキングジム本社を訪問する内容で、各約15分の番組です。簡単に「良かった」ポイントを挙げていきたいと思います。
前編(8月23日放送回)の見どころ
https://tver.jp/episodes/epes4nin7z (前編)
●トンツカタン・森本晋太郎さんはポメラユーザーだった
ホリケンさんと森本さんがキングジム社に訪問。森本さんはポメラを使っていると発言。ツイッターを見ていたらDM100使いのよう。
●宮本社長の「ファーストペンギン」発言
これまでもインタビュー等で語られてきた「ファーストペンギン」(危険を顧みず、に最初にチャレンジする姿勢が大事)を社長自身の言葉で聞くことができます。
後編(8月30日放送回)の見どころ
https://tver.jp/episodes/ep319cwrtj(後編)
●電子文具開発部にカメラが潜入!
ポメラが生まれたセクション。思ったよりも人数はいないのかな?(時間が遅いだけかも) 初代ポメラ開発者の立石幸士さんが登場。2009年ごろの写真はやんちゃな印象だけど、ダンディーな感じ。
●キングジムの社風が明らかに!
「食べ物以外は企画してOK」「9回の失敗が1つの成功でおつりが来る」
ホルポの開発の碓井さんは3年目、ポーズー開発した横山さんは2年目!若手にもチャンスがある。
●宮本社長の語る「テプラの裏話」
テプラはファイルの背表紙をきれいな文字にする用途から開発。最初から売れた。文具店にルートがある。文房具は単価が安いので高いテプラは文具店が売ろうと頑張ってくれた。テープは消耗品。これもヒットの要因。
●電子文具開発部 部長の立石幸士さん
→ポメラを担当したのは初代・2代目・3代目まで
(過去のインタビューに照らして考えるとDM10、20、100か?)
→ポメラは打ち合わせのときに大きくて重たいPCを持ち運ぶのを嫌って、液晶がついていて文字だけ打てたらいいとずっと思っていた。
→ポメラはダメだと言っていた上司が「すまん」と立石さんに言ってくれた。実は、立石さん、「ホルポ」も売れないと思っていた派だが、売れたので担当の碓井さんに謝った。
→立石さんは休みの日はおいしい食べ物とお酒と過ごす。お酒はビール、焼酎、ウイスキー……なんでもイイ!
全編を通して感じたこと
キングジムがとても若い人のアイデアを大事にしていること、挑戦を許容する風土が根付いていることがよくわかりました。さすが、ポメラを出し続ける度量のある会社だなあとしみじみ感じました。
キングジムのメディア戦略
キングジムがテレビで取り上げられるときは、商品の紹介はあっても、社内を見せたり(名前を出して)社員が登場する機会はあまりなかったような気がします。このタイプの番組があればぜひ見たいですね。「ガイアの夜明け」とか「がっちりマンデー」とかあの辺で取り上げてもらえたら最高です。制作会社さま、ぜひご検討くださいませ~!!
おまけ(荒ぶるツイッター)
後編の予告写真で立石さんかな?と思っていたら本当に立石さんだった。
あんまり嬉しかったので、公式アカウントさんの「おしゃべりタイム」で感動を伝えてきました。
お返事ありがとうございます。