ポメラと「供養」のはなし
いつかは来る、別れの日が
大事に使ってきたポメラも、悲しいですがいつかお別れの日が来ます。あまり考えたくないことですが。
どうやってポメラを手放すか
電源の入らないポメラDM10が自宅にあります。加水分解でベタベタで、ヒンジが折れてキーボードは真っ二つ。譲られたものですが、結局使わずじまいなこともあってそのポメラとの思い出もないのですが捨てることができません。時々開いて「どうしようもないなあ……」とため息をついています。
先ほど紹介したツイートの、すまいるすまいるさんは、約10年使ってこられて、しかもご自身でDM10塗装もされたとあって相当な思い入れがあると思います。
皆さんも、ポメラに限らず愛着のあるガラケーやスマホ、腕時計など、毎日のように使うものは手放すことが難しいと思います。
「物」にも供養があるらしい
以前、知人で僧侶になる修行中の方から「供養」は物にも行うという話を聞きました。実際そのときに、とある物にお経を読まれていました。いわれてみると、人形の供養や針供養などは聞いたことがありますし、調べてみると「PC供養」なるものもあるそうです。
大須 万松寺で、パソコン供養が営まれる
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0513/osu.htm
ポメラも供養したい
ポメラユーザーがポメラを託せるような「ポメラ供養」できる機会があればいいなあと思っています。例えば、キングジムの松戸工場に引き取ってもらえるならポメラも、というか私が救われます。供養料という名の処分費も負担しますのでそういうサービスがあるととてもありがたいです。手放すのは難しくても、壊れてしまったポメラを置いておき続けるのもまた別のわだかまりのようなものがあることは否めません。
ちょっと湿っぽい話題ですみません。
ただ、供養した後にはきっと晴れ晴れとした気持ちで今のポメラと向き合えるのではないかなと思うのです。今のポメラDM200は正常に動きますが、ヒビや割れが入っているのと充電のもちが悪くなっているので少し気にしています。できる限り最後まで使ってあげたいなと思います。