検索ヒット数が数万件程度では「周知」と呼べるレベルではないのか
「ゆっくり茶番劇」の商標登録が話題です
ご存知の方も多いと思うので、詳細については触れることはしません。
今回注目したのは、商標登録の手続きを行った弁理士(知的財産権に関する国家資格)の先生の表明で「(インターネット検索の結果が)数万件程度では周知と呼べるレベルではないと判断しています」という部分です。数万件の検索結果は多いのか少ないのか。昔、ネット上のハンドルネームをつけるときに、検索結果で1万件を超えない名前を探したことを思い出しました。
「ポメラ」の検索結果は144万件
「ポメラ」をGoogle検索すると144万件がヒットしました。この数字、皆さんはどう解釈しますか?
ポメラは発売14年、累計販売台数は35万台(DM30発売の2018年時点)、テレビCMも放映されたんですよ……とはいえ、単機能という性質から、ごく限られた人の間で使われている。何なら文章を書く人でも知らない人は少なくないと思います。そんな道具の検索ヒット数が144万件、立派な方だと思います。
しかしマイナーと言っていいポメラで144万件となると、「数万件程度」は「ほぼ認知されていない」と理解してもいいと思います。そのほかにもちょっと思いついた単語を検索したので載せておきます。
●ポメラSync …… …… 約20万件
●ポメラDM200…… …… 約76万件
●pomeraDM200 …… …約4万6000件(※「もしかしてポメラDM200」とサジェストが出る)
●pomera …… …… …… 約250万件
「ポメラニアン」の検索結果は1100万件
ちなみに「ポメラニアン」で検索すると1100万件が出ました。あまり多いとは思いませんが、多すぎる検索エンジンもたくさん検索結果が出すことを求められてはいないので(むしろユーザーが求める情報を見つけ出すには大量の検索結果は不便なので)単純なヒット数から減らしていると思います。
1100万件というと、少し途方もない数字なのでそこを目指すのは難しいですし、そもそも検索ヒット数で単純な「周知」を測るものでもないかもしれませんが、「ポメラ」そのものは盛り上げていきたいものですね。
(念のため結論)「数万件程度では周知のレベルではないのか」
話題が逸れに逸れたので、一応タイトルの回収をしておこうと思います。
【問い】
検索ヒット数が数万件程度では「周知」と呼べるレベルではないのか?
【ポメラユーザーの見解】
数万件程度は、ポメラ関連ワードだと近いのが「pomeraDM200」の検索数4万6000件。この件数の語は一般に広く周知されていないと判断しても差し支えないと思います。
※いまさらながら注釈(後で気が付いた)※
ポメラユーザーのPCを使っての検索(シークレットモードも使っていなかった)なので検索数に偏りがある場合もありますがご了承ください