「ポメラってなんであんなに高いの?」公式Xの回答は? 「雑談タイム」(12月5日)

ポメラ雑談

キングジムツイッター名物「雑談タイム」

キングジムのツイッターアカウントは、一般ツイッターアカウントの質問に答えてくれる日があります。「おしゃべりタイム」「気まぐれタイム」「雑談タイム」など名前が付いています。

ツイッター上で積極的に交流を持つことで、ユーザーの声を取り入れているのはうれしいですね。当アカウントもここでの回答に注目しています。

過去に何度も紹介していて「雑談タイム」というカテゴリにまとめているので、興味があればぜひ見てください。スケルトンポメラ開発に繋がったようなQ&Aもあったりして、これを眺める度に「キングジムって本当にユーザーの声を真摯に受け止めてくださっているんだなあ」と胸が熱くなります。

12月5日の雑談タイム

今回の雑談タイムでは、ポメラ関連でなかなかお目にかかれない直球の質問があったのでご紹介します。

「ポメラってなんであんなに高いの?」

「ポメラは高い」という声は2~3日に1回はX(旧ツイッター)で見るほど、本当に多い声です。DM10やDM20の性能差を考えると仕方ないところはあると思います。

今回、(おそらくDM250を念頭に)円安の影響を受けているという回答がありました。

ポメラDM250がDM200より高い理由を想像する

せっかくの機会なので、ポメラDM250がこの価格になった円安以外の理由を(勝手に)想像してみました。

●半導体不足
今はある程度、解消されていると思うのですが発売前の2022年は半導体不足が顕著だった年なので(「新車が半年以上買えない」とニュースになったのは覚えていますか?)そういう影響もあると思っています
※DM250は半導体不足で発売時期がズレたことが明かされている

●アプリ開発費も加わっている
DM250の大きな変更点はポメラSyncを捨て、独自アプリでスマホとの連携を図ったことにあると思います。従来のアプリがiPhone向けのみ(単一メーカーなので開発しやすい)であるのに対し、今回はiPhoneとAndroid(多数のメーカー製品があり開発が大変と言われる)の両方に対応しています。
アプリの大幅刷新のための費用も加味した値決めではないかなと思います。

●勝算があった
これはこれまでの「次世代ポメラ予想」で何度も言ってきたことですが、「ポメラの歴史は値上げの歴史」です。すなわち、これまでの「ハイエンド(最上位)モデルで成功している」&「廉価版で失敗している」を受けて「高価格なポメラを出してもハイエンドモデルであれば買う人はいる」というキングジムの勝算があるからだと考えています。

※予想記事を見たい方はカテゴリ「新型ポメラ予想」「ポメラDM250予想」をどうぞ。なかなかの的中率ですよ。

ちなみにDM200の価格(4万9800円)が従来機よりも価格が上がったことに関しては、公式の回答があります。

2016年のDM200発売直後に、トバログさんの「どうして価格が上がったのか」という質問に対して広報担当者は「ディスプレイや高性能CPU、無線LANなどハードとソフトの両面で改良を重ねた結果」と回答しています。

価格が上がった理由としては

DM200は、従来機よりもより賢いATOK に対応するために、より高性能かつ高価な CPU を搭載しています。また、ポメラSyncなどを可能にする WiFi 通信を可能とする「無線LANモジュール」を搭載しました。

より快適にポメラをお使いいただくために、様々な機能を追加しているため価格が上がっています。

【追記】なぜ高い?重くなった?ポメラ DM200 の気になることを広報担当者に聞いてみた
※追記・訂正部分は取り除いた形で掲載。原文は上記リンク先へ

ポメラは高い、けど……

ポメラが高いことは公式さんも否定することはありませんでした。
当アカウントとしては高いことは認めつつも、それだけの値段を出すだけの価値のある端末だということを声高に主張し続けたいと思います。ポメラユーザーの皆さん、ぜひ加勢をお願いしますね!

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