スケルトンポメラDM250Xの動画からわかること

ポメラ雑談

スケルトンモデルの紹介動画が出ました

この動画で初出の情報と少しだけ思ったことを書こうと思います。

 ポメラは累計35万台以上売れている(1分8秒)
この数字を聞いて「ポメラすごい!」と思いましたか? 実はこの数字、ポメラ10周年(2018年)の際にも「累計約35万台」販売と発表されています(※プレゼン資料では「35万台突破」とある)。この5年で1万台は売れなかったと想像しました。ポメラDM250の販売目標数(年間)が1000台だというところからもやはり「超ニッチ商品」なんだなあと思います。

ポメラは2008年にDM10を発売し、2018年で10周年を迎えた。シリーズ全体の累計販売台数は約35万台。2011年11月には折り畳み式ではないフラット型のDM100を出し、さらに2013年2月にはまた従来の折り畳み式の「DM25」をリリースした。

ポメラが10周年、電子ペーパーを採用して折り畳みキーボードが復活、Kickstarterにも
(2018年05月17日 MONOist)

②スケルトンモデルは約1年前から準備してきた(1分43秒)
開発段階で、試作品としてスケルトンは作っているはずですが「クリスタル」の名の通り、透明度を上げるための塗装を変えるなどの仕様変更があるそうです。「約1年前から準備していた」ということなので、ポメラDM250発売直後(2022年7月末以降)からこのスケルトンモデルの準備が始まっていたことになります。

▼この頃には動いていたのかなと推測しています。

③ポメラ10周年「スケルトンポメラDM200X」には1万件以上の応募があった
この「1万件以上の応募」と「熱い想いのテキスト」があったからこそ、スケルトンモデルのキャンペーンと販売はあったと推察されます。特に販売に踏み切ったのは「10人は少なすぎる」「売ってほしい」という声が多かったからではないかなと思っています。

④コメントの思いの丈が熱ければ熱いほど当選確率が上がる?(9分32秒)
少し前の記事でコメントとX(旧Twitter)アカウント記入欄は転売対策ではないかと記事にしたのですが(スケルトンポメラの必須要項「ポメラへの想い」の狙いとは?)「コメントの内容で当選確率が上がるのか」旨の質問に「否定しない」「書いてくれた方が目に留まりやすい」回答なので、おそらく上がるのだと思います。つまり、実質的なコンテストだと理解していいと思います。何なら「足切り」の文字数があるのかもしれないですね。これから応募する方は、上限ぎりぎりまで書いて損はないと思います。

ただ、長文のコメントを求めるのはご新規さんには優しくないですね。実際「自分は対象じゃないと思ってそっ閉じした」報告も見かけています。「透明なポメラかわいい。欲しい!」でも、キャンペーンをきっかけにポメラに触れてもらった方が裾野が広がることや、「濃い」ファンだけのキャンペーンにしないためにもコメントを重視しすぎるのは「うーん」という感じです。この辺は考え方が色々あるとは思いますが。

⑤撮影の時点で「初日売り切れ」は予測していた?(10分32秒)
この動画がアップされたのが11月2日。スケルトンモデルの販売開始が前日の11月1日の正午です。動画の註釈だと撮影は10月23日だそうです。そして「もしかしたら売り切れているかもしれませんね!」と言っていることから、動画のアップ日が少なくとも発売日以降であることは認識していて、初日(11月1日)に売り切れる可能性があることは予測できていたように見えます。これは限定250台だった「白ポメラ」ことホワイトモデルが初日で売り切れたことを考えるとそんなに難しい予測ではないと思います。

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