ポメラDM250の記事を効率よく読みたい(2) 発売日以降編

ポメラDM250

ポメラDM250が7月29日に発売されました

7月29日、ポメラDM250が発売となりました。紹介記事やレビュー記事、「ポメラ」全般に関する内容の読み応えのある記事も上がってきています。発表直後にまとめたときと同じように、日付で並べていこうと思います。

7月29日(金)

 テキスト入力に特化したポメラの最新版「DM250」、どれだけ進化したのか 日経クロステック

会員登録なしで見られる範囲での感想としては、手堅く紹介しているのかなという印象。

7月30日(土)

 デジタルメモ「ポメラ」に待望の新機種! 本当に便利になったの? 乗り換えはアリ? マイナビ

DM200の(ガチ)ユーザーである記者のDM250のレビュー。ポメラって何?という人から、ポメラユーザーまで幅広くおすすめできる内容。特にDM200ユーザーは楽しく読めるはず。DM200からDM250に乗り換えるかの判断も妥当なところ。お悩みの方はぜひ参考に!

■ 軽量かつコンパクトで開いてすぐ文章を書き始められる&スマホで簡単にファイル共有も可能な「ポメラ DM250」レビュー GIGAZINE

ポメラDM200ユーザーにとっては既知の情報が多くて退屈。アプリの使い方は写真も豊富に紹介しているのでそこは便利かも。

7月31日(日)

 文章を書くことと「ポメラ」という道具の奇妙な関係 その誕生から14年で「文房具」に到達するまで ITmedia

ポメラ誕生からDM250に至る変遷をたどる、ボリュームたっぷりな論考。歴代のポメラとユーザーに対する考察が鋭い。テクノロジーと時代の潮流のバックボーンを踏まえていて説得力も強く、グイグイと読み進めることができた。道具としての歴代のポメラを考えるときに役に立ちそう。
できれば「ガジェット」「文房具」の定義を簡単に触れていただけると助かる。この差異は暗黙の了解、あるいは、業界?では自明の理かもしれないが、私はどちらも疎いため文房具はカラーバリエーションが生まれる余地がある、程度しかわからなかった。

8月2日(火)

■ 約6年ぶりの新型、「ポメラ DM250」が秘めた新しい可能性 (Hothotレビュー PC Watch

レビューに徹底的に徹した記事。スクショたっぷりでうれしい。ゴミ箱の仕様に詳しいのもありがたいと思った。著者はタイトルの「可能性」はPomera Linkから生まれると指摘している。そうだと思う一方で、違うと思う気持ちもある。このあたりは自分なりにゆっくり探っていきたい。

8月4日(木)

■ 「文字数常時表示」が便利過ぎ! 新型「ポメラ DM250」は地味に大進化していた 価格.com

ポメラDM200とDM250のガチ比較。DM200から大きく操作感が変わったことはないという前提に立ち、小幅なだけれども便利に進化した機能をどう判断すべきかの感覚が筆者とかなり近くて楽しく読めた。DM200ユーザーは必読レベル。

8月10日(水)

■ 執筆に没頭できる「オフラインのデジタル文具」ポメラDM250 ライフハッカー

「ポメラお前、生きとったんか!」という人向けの内容。美点として(DM200でも搭載している)アウトラインを挙げるあたり、シリーズとしてのポメラを紹介したいのかDM250を紹介したいのかどっち付かずな印象。あと、カタログスペックを確認しての記事っぽいので、もうこの時期なら実機に触った上でのレビューがほしいところ。

「ネットに接続されていない」という点こそが、まさしく文具的だと言えます。

https://www.lifehacker.jp/article/analoog_bungubako_05/

先日から「文具」と「ガジェット」の違いがわからずにいた人間としてこの言及はありがたい。腹オチしました。

8月12日(金)

■ 「ポメラ DM250」は最上位モデルにふさわしいのか? 約6年ぶりの新モデルを試す ITmedia

あれっ、いつこんな記事書いたっけ……?!というくらい考えていたことが書かれていてびっくり。唯一「これは書かないだろうな」というのはSDカードの扱いくらいか。他の記事では言及のない「改行や字下げのワイルドカードが使えない」(※ワイルドカードはwordで使われていたので別の適当な表現があるのかも)とか最大文字数の検証とかすばらしい。いきなり小説の宣伝から入るのは若干引いたけど、細かな点にこだわりの強いDM200ユーザー向け記事なら一番にオススメしたい記事。

8月16日(火曜日)

■ 根強いニーズのポメラに久々の新製品、使い手を選ぶ独特の魅力 (日経クロステック)

「DM250はテキスト入力好きには魅力十分だ。安いとはいえないが長く使えるので、十分元は取れるはずだ。」と締めくくってはいるが、既存のタブレットやモバイルPCと比較しての減点方式での評価が目立つ。また、筆者の手ではポメラのキーピッチは狭かったようだ。「IT辛口研究所」というシリーズの通り、フェアでいい。

グラデーションとして「(テキスト書く人でなければ)お勧めしない」という記事もあるべきだと思う。この記事をもって、両翼そろったかなという印象。

8月19日(金曜日)

■ キングジム「ポメラ」DM250が高めた“筆記具”としての完成度 (日経クロストレンド

開発者の清水さんとのインタビューを交えて、ポメラDM250を紹介。ポメラリンクについての回答が興味深い。

(ポメラLINKは)「単にポメラとの接続用にするのでなく、スマホでメモの新規作成ができて、そのメモをポメラに送れるとよいと考えた」と説明する。

それからDM250が「文房具」としての進化がみられることにも言及。先日からガジェットと文房具は何が違うのかわからなかったのだが、以下の言及がわかりやすかった。

道具としての筆記具は、機能性だけでなくポップな色合いやデザインなどで情緒性を高めるのがトレンド。(ポメラもデザイン変更があり、白ポメラが完売した……と続く)

ボリュームも多くなく、ポイントを押さえた記事。満足度が高かった。

8月23日(火曜日)

■ ものかきが育てた文房具。デジタルメモポメラ「DM250」インタビュー monokaki編集部

小説投稿サイト「エブリスタ」運営のオウンドメディアによるポメラ開発者と広報担当者のロングインタビュー。DM200のときに良記事を出されていたので期待していました。小説投稿サイトの利用者が主な読者なので、ポメラで小説を書くことが主眼に置かれている。しかし新規情報も多い!!以下箇条書きで紹介。


・DM250の開発開始は2020年から
・DM30よりも価格の高いDM200が売れたので
 →「ユーザーは価格よりも、ハイスペックな機種を望んでいる」と把握した
・DM100とDM30の搭載ATOKは同じ(乾電池用)
・半導体価格の高騰がDM250の価格に反映している
・清水さんは開発にあたり親指シフトを習得した
 (これ以前の記事で間違ったこと書いたので後で直します)
・「ポメラLink」は当初「ポメラ→スマホ」の一方通行の予定だったが、逆方向(スマホ→ポメラ)についても仕様を追加した
・24時間で完売した白ポメラは「もっとたくさん用意しておけばよかったと後悔(笑)」
・今後のカラバリは「要望が多ければ今後検討」
・価格帯をもっと安くしたい思いはある
・「DM30」「DM100」の系統モデルをやってみたいという思いもある

ポメラDM250

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