ポメラが出てくる映画「劇場版 DEATH DAYS」を見た

ポメラ雑談

レビューは役に立たなかった

この作品、事前に映画.comでレビューを見ていたのですがおおむね低評価でした。主に目立ったのが「同じセットの使いまわし」「低予算」。あまり期待せず、まあポメラが見られるからヨシとしよう……と思っていたのですが、とんでもない!! しばらくはあの歌が耳に残っていました。同じセットというのも、小劇場的な空間でむしろイイと思えました。むしろ、工夫のしがいがあっていいなあと思います。深夜帯にやっている若い美男美女ばかりが出ているデスゲーム的?な低予算ドラマ(すぐにチャンネルを変えるのでひどい偏見であることは承知)のように不条理すぎることもなく、イタくなく、一つの設定だけでよく走り抜けたなあと思いました。正直に言えば、最初の方の「ダツのロゴ(?)」、キリスト教の教えや地獄絵図のカットインが多用されるあたりは苦手ではありましたが、全体の時間とテンポを考えれば致し方なしですね。

どうしてあの設定で走り抜けられたのかを少しだけ要素を挙げると
「死がみんなの『共通』の悩みであった」こと(『普遍』という言葉でもいいかも)。主人公だけでなく老いも若きも本当に平等に死を恐れていることが容易に想像できる世界であることは大きかったと思います。また「(荒唐無稽な)設定にリアリティを持たせる演技があった」こと。これは役者陣の勝利ですね。「映像と小道具もギリギリを攻めた」こと。幻想的で美しい画面を保ちつつ、(観客のいる)現実と地続きであるかのようなリアリティを持たせることに成功していたと思います(「ほぐし水」とか)。あとは音楽。あの曲、キャッチーなフレーズで、暗くなり切らないトーンを作っていたと思います。

レビューといえば

そう、先日ポメラDM200のレビューについて記事を書いたのですが、この記事のことを思い出しました。レビューは案外当てにならないな、と。やっぱり自分の目で確かめたほうがいいと感じました。

同時上映ドキュメンタリーについて


同時上映のドキュメンタリーの最後の方のシーン、監督が重要なシーンでOKを出せなくてテイクを重ねる、あのシーンにぐっと来ました。ナレーションにあった「妥協したくない」旨に共感したというよりも「ここでOKを出してしまったらもうこの素敵な時間が終わってしまうのだ。この場所にみんなを永遠に留めておけたらいいのに!」(そんなことはできないことは百も承知なんだけど)(いや実際は、大事なシーンが撮れていなかったら大変なことになるので念を押してリテイクを重ねたのだと思うのですが)「まだピリオドを打ちたくない、もうすこしだけみんなにはこの世界の住人でいて欲しいんだ……」って言っているみたいに見えました。

ポメラの出演は長くはないですがいぶし銀の活躍ですので、興味を持った方は劇場へ(別の媒体でも出ているのかな?)。DM30ユーザーさんに特にオススメです!

ここまで読んでいただきありがとうございました。
(もしかしたらまた追記することがあるかもしれません)

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