キングジムのパソコン「ポータブック」と新型ポメラ

ポメラ雑談

4月30日にウェブサイト「エンガジェット日本版」閉鎖

以前にも紹介しましたが、ポメラの記事もたくさん紹介していたウェブサイト「エンガジェット日本版」が4月30日に閉鎖となりました。後継サイト「テクノコア」が楽しみですね。

キングジムのパソコン「ポータブック」の開発者インタビューが面白かったので紹介します。(動画は5月1日でも視聴できています)

>>キングジム ポータブック
※ポータブックはポメラと違って「この製品は製造終了いたしました。」と記載していますね。

黒歴史?! キングジムのPC「ポータブック」

ごく簡単に、ポータブックを紹介します。2016年2月12日にキングジムから発売されたパソコンで、超小型(ほぼA5サイズ)、軽量(約830g)のウィンドウズPCで、真っ二つに割れたキーボードを横に変形させるギミックが最大の特徴。USBやHDMI、VGAポートを備えています。モバイルバッテリーでの充電が可能です。

キーボードさん、落ち着いて……!!

この商品は残念ながらさんざんな評価でした。
ポメラDM5が開発者インタビューで「失敗だったけど、それを踏まえて次に生かしている」と触れられるのに対して、「言及さえ無い」商品です。無かったことにされているという感じを受けます。

しかし、ポメラDM200と同じ年に発売されたポータブック。商品そのものや挑戦はとても面白い機種なのでこの機会にぜひ知ってもらえたらと思います。

https://youtube.com/watch?v=gcCgU0HSFZQ

ポータブックとポメラの比較

動画の中で何度かポメラと比較しているので紹介します。

●キーピッチ 横:18ミリ 縦:15.5ミリ (DM200よりも大きい
●背面のコネクターを隠すフタを使ってキーボードに傾斜が付けられる(ポメラに無いギミック)
キートップにカーブがついている→指に吸い付くような感じ(ポメラはフラット)
●製造は中国の「ペガトロン」社。(ポメラを製造している会社とは別)
 ※ペガトロン社が「ポメラのキーボードを担当したい」と申し出たことが縁で、開発に参加した
●デザインは高級感のある皮の手帳をイメージして「ラバー風の塗装」
(ポメラ開発者も同じこと言って加水分解させているけど……?大丈夫??)
●開発会議は紛糾。通常1回だが、2回企画会議をした(2回目は予算面のことだった)
●開発担当者は冨田さん(ソニー出身)と平山さん(ソニーエンジニアリング出身)。どちらも転職組。

新型ポメラはポータブックの変形キーボードを搭載?!

ポータブックの変形キーボード、もしかしたら新型ポメラに移植されるかもしれないですね。レビューなどを読んでいても、ポータブックのキーボードの評価はとても高いです。ポメラDM200よりも大きく、かつキートップがカーブしていて使いやすいようです。
また、製造のペガトロン社が「ポメラのキーボードを担当したい」と当初キングジムに持ちかけたという点も見逃せません。いろんな可能性が考えられて夢は膨らむばかりです。

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