ポメラに競合製品! 「Freewrite Traveler」日本語版
ポメラそっくり!? アメリカ発の執筆専用端末
以前、「米国版ポメラ」ことAstrohaus社製のFreewrite Travelerを紹介したことがありました。こちらはクラウドファンディングサービスIndiegogo発の端末で、前作「Freewrite」に次ぐ執筆専用端末です。
形状はポメラDM200に似ています。画面は電子ペーパーなのでDM30の要素もあります。簡単にポメラDM200と Freewrite Travelerのスペック比較をしておきます。
ポメラDM200 | Freewrite Traveler | |
本体サイズ | 263mm×120mm×18mm | 302mm×127mm×25mm |
重量 | 580g | 800g(実測715gの記事がある) |
ディスプレイ | TFT液晶 7インチ | E-ink 6インチ |
キーピッチ | 横17ミリ | フルサイズ(横19ミリか??) |
バッテリー | 19時間 | 1日1時間の使用で4週間(28hか??) |
クラウド | × | Dropbox、Evernote、Google Drive Postbox(オリジナルのクラウドサービス) |
外部ポート | USB-typeB、SDカード | USB-typeC |
紹介した当時は日本語版は出ていなかったのですが、今年の2月に日本語が使えるようにアップデートされたという記事( Freewrite Travelerで日本語入力が可能になったのでレビュー)がありました。ちなみにレビューされた方がポメラDM30もお持ちということでかなり信頼できる記事だと思います。
これによるとFreewrite Travelerの使い勝手は悪くないようで、各種クラウドサービスと連携させる運用が便利なようです。データの移動に対するクラウド対応をしてほしいというポメラユーザーさんの声はよく聞くのでその点で魅力的な端末だと思います。
おそらく皆さんが気になる日本語の変換精度は……記事を少し引用します
Travelerは変換候補が自然というか、推測変換に代表される「変化球」では無い、ストレートで古式ゆかしい変換候補を出してくる。一昔前のワープロっぽいと言えばわかるだろうか。DM30にありがちな「どうしてこういう変換や文節区切りをしてくるかな……」という絶望が無い。
Freewrite Travelerで日本語入力が可能になったのでレビュー
ストレートな変換候補が出てくるというのはかなり頼もしいですね。無茶な変換や区切りがないというのはそれだけでテキスト作成時のストレスが少なくなります。
購入は公式サイトのほか、アマゾンで扱いがあります。ちなみに本日4月6日のレートで$469.00(約5万8000円)。為替の関係で少し高くなっていますね。今買うのは不利ではあります。
公式
https://getfreewrite.com/products/freewrite-traveler
アマゾン
https://www.amazon.com/Freewrite-Traveler-Distraction-Free-Scissor-Switch-Go/dp/B08LGLSZP5
選択肢が多いことはいいこと
先日ポメラDM200の販売終了が見つかったから……ではありませんが、ポメラ以外の「デジタルメモ」の選択肢があるというのはいいことです。ポメラ発売当時、キングジム社は類似商品が出てくることも想定していたようですが、海外に競合商品が2022年に登場したことになります。
ポメラDM200に興味はあるけれども踏み切れなかった方はこちらも検討の対象に入れていただくのもアリかもしれません。