ポメラDM200販売終了のお知らせ その理由を探る
突然の公式ページの更新「販売終了」
公式の画面に販売終了の文字が出ました。3月31日の掲載だったようです。つまり年度末限りで終了ということですね。情報が流れたのタイミングからエイプリルフールだと思った方もおられたと思います。驚きました。なお、公式ツイッターでの言及はありません。
販売しているのに「販売終了」とは?
「販売終了」と聞いて変だと思った人も多いのでは。というのもアマゾンのキングジム公式ショップではDM200の販売が続いています。今の段階を正確に表すのは「生産終了」ではないでしょうか。DM30のページに「※本製品は販売終了いたしました。」の文言があるので、そことテキストを合わせたのかもしれません。
DM30は生産終了から販売終了まで約1年【参考】
ちなみにポメラDM30は2020年3月2日付けで生産終了しました。(ものかきが育てた文房具。デジタルメモ「ポメラ」の注釈「2」に記載)そして、2021年4月に在庫切れ、しばらくして復活するも、同年秋ごろには各種サイトで取り扱われなくなっていました。安定して購入できたのはおよそ1年間でした。DM200も「販売終了」だからといって、すぐに買えなくなるということはないかと思います。その点はご安心ください。
なぜ販売終了なのか【予想】
今回の発表、個人的にはかなり青天の霹靂でした。というのも、ポメラDM200が売れていないというわけではないからです。例えば2021年に販売POSデータを元にした賞(BCNアワード)で電子文具の部門1位を獲得するほどには売れていました。(※ただし、ブギーボードの販売数との合算)。
ツイッターをみていても特に最近は価格が下がったこともあり3日に1度は「ポメラ買った」という写真つきツイートが見つけられるほど売れていました。「売れていないから販売終了」の線はないと思います。
ではなぜ販売終了なのか。
部品調達の面で継続が難しいのではないかと予想しています。DM100のときも似たようなことがありまして、白黒液晶の調達が難しくなったことから生産を終えたということが過去のインタビューで紹介されていました。今回の販売終了もDM200に欠かせない部品の生産量が減った、価格が高騰した等の要因で調達が難しい状態なのではないかと思っています。
今後当ブログでは、ポメラDM200の販売終了を受けて新型の発売はあるのかといったテーマを掘り下げたいと思います。どうぞお付き合いくださいませ。