ポメラを修理に出す前に確認しておきたいこと
2度ポメラを修理に出した経験から感じた注意点
私はポメラDM100と200をそれぞれ1度ずつ、修理に出したことがあります。その際に感じた注意点があるので紹介していこうと思います。
バックアップは必須
何度も言いますが、バックアップは大事です。データはSDカードに。SDカードも1年くらいしたら取り換えるのがベストです(静電気などに弱い)。修理の前に「バックアップは取っていますか?」と聞かれますが、電源が付かないから修理に出すんです。つらいです。
●バックアップを取っておこう!
初期化の同意について
これはDM200の落下故障時の話です。購入店を通じて修理を依頼したのですが、このとき、8割がたのデータはバックアップできていました。失われたデータも幸いにして大した内容でもなかったのであきらめもついたのですが、修理後に後悔したことがあります。
実は「データは飛んでもいいや」と思って「初期化しても構いません」と伝えました。そして約2カ月後、修理から戻ってきた初期化されたポメラを使って、また別の地獄を見ました。
登録単語が全部飛んでいる……
初期化なので当然ですね。しかし私はすっかり忘れていました。
よく使う単語は登録し、変換のクセも覚えさせ、それこそ「秘伝のタレ」のごとく育てに育てた登録単語が初期化されたわけです。いつものようにテキストを打つもよそよそしさを感じる変換。そう、その時はポメラが「白痴になった」と思ったものです。慌てて再登録をして、おおよそ2週間ほどで戻すことができました。でもあのときの悲しみは二度と味わいたくないです。
●初期化に同意する場合は、登録単語のエクスポートを!
(※エクスポートできていなかった場合でも「初期化はしないでください」と言いましょう)
ステッカーは戻ってくる(はず)
ポメラにステッカーやマステを貼る方も多いです。修理に出したらどうなるかご存知ですか?
これを見る限り、天板の取り換えがあっても、天板のシールのある部分は戻ってきます(ツイートにあるように廃棄してもいいと伝えても同梱されるようです)。この点、心配な方もおられると思いますが、安心してください。
ただ、大事なステッカーである場合は「天板は戻してほしい」ということを明確に伝えておいた方がいいと思います。例えば修理依頼に家電店を挟むと、店舗スタッフの方は画一的に「戻せません」という返答になると思いますが(一般的にはそちらが普通なので)、キングジムのフォーム等通じて戻してほしいという意思があることを伝えてください。
●大事なステッカーはその旨を伝えたら戻ってくる(はず)
※注意※
免責もあるので重ねて書いておきます。上記のツイートおよび記述を参照してポメラを修理に出したが、思い通りの状態にならずに戻ってきた場合であっても当ブログでは責任は持てません。キングジムの対応が変更される可能性もありますし、人の行うことなのでミスは必ず発生します。ただ、あらかじめ連絡をすることで可能性は減らせます。修理前はわからないことをあいまいにせず、不安なことは伝えておきましょう。
具合が悪くなるのは仕方ない
大事なポメラは修理がいらない良好な状態であってほしいのですが、水濡れや落下、長期の使用で具合が悪くなることはあります。それはモノである以上、仕方のないことです。そのときに笑顔で修理に出せるよう、今できることはやっておきましょう。以上、経験者からの涙のレポートをお送りしました。