AI生成テキストと私
過去にAI生成テキストには嫌な思い出があります。今日はその思い出話をしようと思います。
少し前のことになりますが、業務で引継ぎ資料を作成しておりました。急ぎではなかったので、ほかの仕事の合間にゆっくりやっていたら、それに業を煮やしたのか「こっちである程度作ったから、気になる点があれば指摘の上で戻して」と数枚の資料を渡されました。
その資料には違和感がありました。結論から言うとそれはAIで生成したテキストでした。おそらくこれが私にとって初めての「身近な人が作ったAI生成物」でした。何が奇妙だったのか、ようやく言語化できたので列挙していきます。
(1)見慣れないフォーマット
wordではあまり見ないゴシック系のフォント
→最初はtxtかと思ったが、太字や段落・(列挙)リストを使っているので違う
→iPhoneのリッチテキストだろうか……しかし業務用に使うか?
(2)謎の改行
改行できていない箇所が複数見つかる
→おそらく段落内改行が改行として機能しなかったものと思われる
→ウェブサービスからのコピペ?
(3)内容の不備
業務で「やらないこと」「やってはいけないこと」を「やる」前提で作られていた
→余分なので削除すべき、と指摘しました
この順で違和感を覚えたのですが(3)の不備を複数見つけた時点で「これはAIで【○○についてまとめて】と指示して生成された文章だな」と気づきました。
状況と資料を渡してきた人と関係性を加味して、この資料は「お前が時間を掛けている資料、俺はAIを使って数分でここまでできたんだが。文句あるなら言ってみろ、ああ?」と言いたいがためのものだと判断して強めの言葉で不備を指摘しました。
提出後には何のリアクションもなく、結局、その資料が使われることもありませんでした。
こういうことがあったので、AI生成テキストを未加工で投げてくる人の評価は下がるようになりました。届いたメール本文に生成AIが使うマークダウン記法の一つ「*(アスタリスク)」が付いていたりすると「生成AI使いかー」と思ったりします。
生成AIは技術としてわかるのですが、現段階では使うときは、生成AIをよく思わない人がいることを念頭に、いつも以上に気を遣う必要があるんじゃないかなと思います。